スポットカラー2色刷りには[ダブルトーン]と[2色分解]があります。 |
どちらも画像を特色(スポットカラー)2色で再現する方法です。
しかし、DTPでのデータの作り方が異なります。
ダブルトーンは、Photoshopからの流れで言えば、グレースケールの画像に特色2色を設定します。再現される色調はモノトーンとなります。
ダブルトーン例は、DIC564(赤い特色インキ)、DIC572(草色の特色インキ)の掛合わせです。ダブルトーンはグレースケール画像が基ですのでモノトーンの写真となっています。
2版を0〜100%の同濃度で掛合わせると、横のチャートの黄色い枠の中の色彩が再現されます。
2色分解は、Photoshopからの流れで言えば、CMYK画像のいずれか2版を使います。
一般的には、画像についてはC版とM版を利用し、 レイアウトソフトでもC版とM版だけの色で文字や図形を着色する。分版出力もC版とM版だけを出力という手順です。
2色分解例は、DIC564(赤い特色インキ)、DIC572(草色の特色インキ)の掛合わせです。 ダブルトーンと違ってC版とM版はそれぞれ異なる分解をされた画像ですから、2色しか使っていない割りには多彩な色調になります。横のチャートの黄色い枠の中の色彩が再現されます。
ただ、2色分解は元画像の影の部分が淡色でハイライト部分が濃い色だったりするとネガ画像のように見えるかもしれません。この辺はデザイン意図に合うように画像処理します。
特色2色印刷の秘訣集 目次
はじめに 2色刷りには[ダブルトーン]と[2色分解]があります。
制作方法(A) ダブルトーンの場合
制作手順(B) 2色分解(CMYKの2版を使う)の場合
2色のTips QuickDrawプリンタでの出力はカンプ用に便利
2色のTips レイヤーの乗算(Photoshopでの特色2色の掛合わせのシミュレーション)
2色のTips 設定の読み込み(IllustratorでのDICカラーの読み込み)
2色のTips 掛合わせが意図通りにならない(オーバープリントの注意)
特色刷りの基本 特色2色の選び方、組合せ方
特色刷りの基本 スクリーン角度
特色刷りの基本 刷り順
特色刷りの基本 印刷用紙について
特色刷りの基本 発色についての注意
キロ連量
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はがき/寸法
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